石井陽平、佐藤翔、ひろせなおき展覧会「ゲームボーイ」

石井陽平、佐藤翔、ひろせなおき展覧会「ゲームボーイ」

会期:2014年4月13日から4月19日 12:00〜20:00(初日、最終日は土日12:00〜21:00)
オープニングレセプション:4月13日18:00〜

会場:HIGURE 17-15 cas(東京都荒川区西日暮里3-17-15)
※会場は通常の高円寺ではなく、日暮里になります。ご注意ください
公式webサイト:ギグメンタ



この度、日暮里にありますHIGURE17-15cas「ナオ ナカムラ」では、石井陽平、佐藤翔、ひろせなおきによる展覧会「ゲームボーイ」を開催いたします。
石井陽平は、1990年東京都生まれ。2011年ここのがっこう、2013年美学校の天才ハイスクール!!!!を修了。これまで、ダッチワイフの顔にアイドルの顔写真を貼り付け、ダッチワイフと過ごした疑似恋愛を写真におさめるなど、叶わぬ恋愛と知りながらもピュアに求め続ける愛のかたちを発表してきました。
佐藤翔は、1989年三重県生まれ。2013年私立多摩美術大学美術学部彫刻学科を卒業。これまで、ブラックホールが過去と未来、始まりと終わり、希望と絶望を吸い込む「Black Hole Down」、カラフルな宇宙船に夢を乗せて沈みゆく現実と葛藤する「大渡海」など、どれも精巧で壮大なモチーフと追い続ける夢を重ね合わせた作品を発表してきました。
ひろせなおきは、1987年茨城県生まれ。2014年美学校の天才ハイスクール!!!!を修了。これまで、「ネットカフェ難民」という造語に対するネガティブな印象をメディアでは伝えないポジティブな新しいライフスタイルのひとつとして提案すべく、潜入取材をするなど持ち前の明るさやフットワークの軽さ、美術に対する無知ながらの行動力を武器に発表してきました。
三者に共通する男性特有のロマンチシズムとナルシシズム、自信と過信、純粋にどこまでも貫き通すやんちゃな衝動に対する実行力は、ゲームの主人公と重なり見えます。そして、彼らを見る私たちは、彼らを自身の理想として掲げコントロールするプレイヤーのようです。
 本展覧会では、石井、佐藤、ひろせによるそれぞれの物語を新旧作品で構成します。それぞれの物語が混じり合う「ゲームボーイ」をこの機会にどうぞご覧ください。