「ナオ ナカムラ」 リスタート記念特別番組「天才ハイスクール!!!!/ナオ ナカムラ」をUstream放送


「ナオ ナカムラ」 リスタート記念特別番組「天才ハイスクール!!!!/ナオ ナカムラ」をUstream放送

会期:2013年5月25日(土) 19:30~21:00
会場:素人の乱12号店
出演:石井陽平、REDICA crew(岡志憧)、キュンチョメ、志水佑、中村奈央
司会:毛利嘉孝(東京芸術大学音楽学部音楽環境創造科准教授/社会学者)
公式WEBサイト:素人の乱12号店
USTREAM:http://www.ustream.tv/channel/shiroran12
 

昨年、素人の乱12号店で誕生したノマドするギャラリー「ナオ ナカムラ」では、主に天才ハイスクールのメンバーの個展を開催してきました。来月より、素人の乱12号店における「ナオ ナカムラ」がリスタートします。
今回の放送では、「天才ハイスクール/ナオ ナカムラ 」の活動報告と、6月に「山本現代」で開催される[天才ハイスクール]そして、6月から毎月開催予定の「ナオ ナカムラ」の今後の活動について、社会学者の毛利嘉孝さんを、ゲストナビゲーターにお迎えしてお送りします。

■出演
中村奈央
1990年生まれ。高校を卒業後、展覧会の企画や手伝い、写真作品モデルをしながら天ハイの展示場所・高円寺「ナオ ナカムラ」のディレクター活動を開始する。モデルで有名なのは西野達さんのパンツ丸見えの逆さづり。「ナオ ナカムラ」は客観的にもとても良い展示を連発しているが、何せ素人の乱からゼロ円で借りてる月3日限定のイベント型スペース。会期の短さからあまり知られていない場所。今回はダッチ(石井)の会期とかぶっているのでみなさんどうぞそちらにも。
http://naonakamura.blogspot.jp

石井陽平
1990年生まれ。東京都出身。メンバー随一のイケメン、しかもハードコアにファッションを学んだシャレオツ。なのにぶっちぎりのカス。TATではAKB好きが高じて松井玲奈に成りきってその愛の果てを探して「うんこする」というビデオとうんこの展示に全観客をどん引きさせていたが、本人はいたって超本気。その愛の深さに(自己)満足しきっていた。あだ名はダッチ。由来はダッチワイフから。


志水佑
1990年愛知県生まれ。本展(「天才ハイスクール」)のディレクター。10代からのアートや音楽オタク。入学早々に多摩美の彫刻家を中退しているが、そのさいに制作した「美なんてものは」という鉄板のレリーフは超名作。まさにアウラをかもしだしているが、当時の課題をきっかけに、美術教育全体をDisるように創られたその作品は、なるべくして教師との衝突を生んで美大をやめる宣言ともなった。アートの本質を考え過ぎたせいで本展は自分の作品発表ではなく、天ハイ全体のディレクションを努めることを選択。


キュンチョメ
最近メキメキと展覧会に呼ばれている男女ふたり組。ゲリラ的に野外でつくられる作品が有名だが、展覧会場入口に設置された花壇(花を踏んでいかないと会場に行けない)、展示会場ならではなモチーフを探し集めてガチャポンにする作品など、サイトスペシフィックかつ強烈に倫理や記憶に訴えかける作品も多い。TATでは経団連のビルが見える14階の窓に「無職」と書するなど、社会的なモチーフと遊び心もかなりの特徴。メンバーは、ホンマエリ•••「キュンチョメの元気な方。好きなタイプはダイオウイカ。将来の夢はモモンガ。ぴゅー」、ナブチ•••「キュンチョメの暗い方。2001〜2006年までヒキコモリ。最近は魔法少女になりたいらしい。」と、プロフィールも全く意味不明。WEB
http://kyunchome.main.jp/

REDICA crew(岡志憧)
2012年結成のアートグループ。現在8人。メンバーは、岡志憧(映像・政治)、ブレラ(音楽)、佐瀬英(絵画・造形)、リトカメ(漫画)、膿生海(漫画・ペイント)、くらげちゃん(身体)、荒川龍太郎(絵画)、ieki(絵画)。音、ペイント、映像、パフォーマンスなどメディアを横断する表現を用いてアートの拡張を狙うコレクティブ。アートゲームから逸脱したメンバー個々人のクリエイティブな領域は、アートゲシュタルト崩壊の現象を通して個人の生活から社会まで直で繋がって行こうとする。


*上記、山本現代HP、天才ハイスクール・イントロダクション 文=卯城竜太(Chim↑Pom)より引用)

■ゲストナビゲーター
毛利嘉孝
東京芸術大学音楽学部音楽環境創造科准教授/社会学者
ロンドン大学ゴールドスミスカレッジPh.D(社会学)取得。専攻は社会学・文化研究。特に現代美術や文化と都市空間の編成や異文化理解をテーマに、幅広く執筆や講演などを行う。Inter‐Asia Cultural Studies Journal(Routledge)編集委員、北九州国際ビエンナーレディレクターなども務める。