会期:2017年5月13日(土)-21日(日)
開場時間:13:00-20:00 会期中無休
オープニングレセプション:13日(土)18:00-
アーティストトーク:13日(土)19:00-
入場料:500円 会期中何度でも再入場可能
会場:素人の乱12号店「ナオナカムラ」
東京都杉並区高円寺北3-8-12
「Onces de la Noche」プレスリリース
【支援金¥625,000内訳】※随時更新
【関連イベント】
日時:5月20日(土)19:00~(開場18:00~)
会場:高円寺「pundit’東京都杉並区高円寺北3-8-12
【登壇者】
釣崎清隆(死体写真家)
笹山直規(死体画家)
【ゲスト】 (敬称略)
ケロッピー前田 (身体改造ジャーナリスト)
石丸元章(ライター・作家)
福田光睦(地下編集者)
曽根賢(小説家、編集者)
齋藤恵汰(アーティスト)
中島晴矢(現代美術家/ラッパー)
西田篤史(編集人)
新聞女(アーティスト)
料金:1,800円(2,000円)
※( )内は前売り料金。飲食代別
ご予約:http://pundit.jp/events/2811/
お問い合わせ:090−2588−9905(担当:奥野)
この度、高円寺にあります素人の乱12号店「ナオナカムラ」では、釣崎清隆+笹山直規展覧会「Onces
de la Noche」を開催いたします。
はじめに、本展覧会の実現に向けて“メキシコ死体合宿”にご理解、ご支援いただきましたことに深く感謝申し上げます。
1994年より世界各国の犯罪現場や紛争地域で死体を撮影するとともに映像作家や文筆家としても活躍している釣崎清隆と、2004年より事故現場をメインテーマに自作の水彩絵具で絵画を制作している笹山直規による展覧会「IMPACT」(2015/ナオナカムラ)の第2弾として、2016年1月から約8か月間に亘り「メキシコへ行って死体と出会い、作品を作って日本で展覧会がしたい!!」という“メキシコ死体合宿”のクラウドファンディング「¡¡EL
PROYECTO DEATH ART EN MEXICO!!」を立ち上げ、おかげさまで21名の方から625,000円のご支援をいただくことができました。
釣崎と笹山は9月30日から約1か月間、到着したその日の夜から毎晩のように現地のカメラマンや新聞記者など報道チームと共に人の死を待ち続け、一報が入る度に現場へ急行しました。
メキシコに生きる彼らは、麻薬カルテルによる見せしめの虐殺をはじめ、殺人事件や交通事故など死がより身近な社会の中で、どんな時でも食べて飲んで歌って踊る陽気な生のパワーに溢れています。
展覧会タイトル「Onces de la Noche」は、夜の11時と夜の11人というグループ的意味を併せ持ち、メキシコ滞在中に行動を共にした報道チームが使っているSNSのグループ名に由来します。彼らが死の現場にいち早く駆けつけるべく情報共有に欠かせないものでした。
今展覧会では、“メキシコ死体合宿”で制作された作品をメインに、滞在中に撮影された映像や新聞などの資料で構成します。
また、世界中の古新聞を使った作品を数多く手掛け、テレビ出演や雑誌掲載をはじめ、国内外問わず活躍している“新聞女”こと西沢みゆき氏をゲストにお迎えし、メキシコの新聞を使い今展覧会のために制作された作品も展示予定です。
人の死を待ち続け、惨事の現場に命懸けで踏み込んでいった釣崎と笹山の作品から、彼らの抱く緊迫感と高揚感のアンビバレントな空気を感じていただけましたら幸いです。
約8年ぶりにメキシコへ入った釣崎と、今回初めて親族以外の死を目にした笹山による展覧会「Onces de
la Noche」をこの機会にどうぞご覧ください。
また、展覧会初日である13日(土)19:00より釣崎と笹山によるアーティストトーク、20日(土)19:00よりトークライブハウス「パンディット」にて釣崎と笹山を登壇者に8名のゲストをお迎えして「メキシコ死体合宿・大報告会」を開催いたします。